<戸籍の種類>
役所で戸籍を請求する際に、戸籍抄本と戸籍謄本で迷われるかと思います。
抄本と謄本では以下の違いがあります。
抄本:戸籍の中で指定した人の内容のみ記載されている
謄本:戸籍の全内容が記載されている
<除籍謄本>
除籍された戸籍に関しても同様に謄本と抄本がありますが、先祖を調べるに当たっては除籍謄本を請求します。
また、法改正により除籍謄本の様式にも種類があります。
それぞれの戸籍謄本の様式の違いについては、別途記事を作る予定です。
<改製原戸籍>
本籍の変更(転籍)ではなく、法改正により戸籍の様式が変更され、除籍させた戸籍のこと。
例)平成6年式への改製
昭和23年式の戸籍の内容を平成6年式(コンピュータ化)した際に、今まで使用していた昭和23年式の紙の戸籍は除籍されました。様式変更により除籍された戸籍のことを改製原戸籍と呼んでいます。
コンピュータ化した際には、その時点で除籍された内容(結婚等により除籍など)は、引き継いでいないため、より古い情報を確認するために改製原戸籍の請求を行う必要があります。