自分の先祖の調べ方

自分の先祖を知りたいって思った際に最初にどうやって調べるかまとめたブログです。

家系図

遠縁の親族への手紙(その2)

先日、遠縁の親族へ送った手紙ですが、現在該当苗字の方が住んでいないようで、居住確認の照会で返信がなく、返送されてきてしまいました。 参考にした登記事項証明書が4-5年前のものだったので、当時の住まわれていた方から相続等されていた可能性がありま…

遠縁の親族への手紙

除籍謄本や文献等での調査に行き詰り感が出てきたため、遠縁の親族に手紙で問い合わせてみようと思い、実施してみました。 大正時代の除籍謄本に記載の地番を登記事項証明書で調べた際に、同じ苗字の方がずっと住まわれていることを確認しています。そのため…

登記所備付地図データのSimaplotでの閲覧方法

登記所備付地図データの閲覧方法は分かりづらかったのでこの記事でまとめてみました。今回紹介する内容は、Survey屋さんのSimaplotの使用しての閲覧となります。 ①Survey屋さんのHPからSimaplotをダウンロード(下記赤枠箇所)し、PCにインストールします。 …

法務省 登記所備付地図データのダウンロード方法について

登記所備付地図データはG空間情報センターからダウンロードが可能です。 https://front.geospatial.jp 登記所備付地図データをダウンロードするにあたり、ユーザ登録が必要です。 ユーザ登録の方法およびデータダウンロードの方法は以下の通りです。 ①G空間…

法務省 登記所備付地図データの公開について

法務省が保有する登記所備付地図データがG空間情報センターで2023年1月23日より公開されました。 https://front.geospatial.jp 特設サイト:法務省登記所備付地図データ | (geospatial.jp) G空間情報センターからダウンロードできる登記所備付地図データはX…

国立国会図書館デジタルコレクションの大幅アップデート!

国立国会図書館デジタルコレクションが2022年12月21日にリニューアルされました。 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp) 今回のアップデートで全文検索可能な書籍が5万点から247万点に大幅に増えました!これにより先祖調査が大幅に捗ることが期…

納税名鑑・衆議院議員選挙名簿

明治33年から大正14年までは衆議院選挙は25歳以上の直接国税15円以上納めている男子のみ選挙権が与えられていました。そのため、15円以上納税している人の名簿「納税名鑑」が作られていました。 先祖が大地主や商店を経営しており、15円以上納税されていれば…

旧土地台帳付属地図の請求方法

旧土地台帳付属地図は、旧土地台帳と同じく管轄法務局に郵送で請求する必要があります。 管轄法務局は、各法務局のHPから確認してください。 【請求方法】 管轄法務局に郵送で請求 【必要書類】 地図の証明書申請書 返信用封筒 【費用】 1通あたり収入印紙45…

公図(地籍図)の請求方法

公図は土地登記の際に作成されている法的な地図のことです。 先祖がどこに土地をもっていたのか、どのような土地だったのかを正確に知りたい場合は、法務局で公図を入手することができます。 登記事項証明書や旧土地台帳が手元にある場合は、そこに記載され…

屯田兵の調査方法

先祖が屯田兵と聞いている場合は、以下方法を確認することが可能です。 1. 岸本良信さんのHP→北海道に移住した士族 武士研究2. 北海道屯田兵倶楽部→屯田兵名簿DB 北海道屯田倶楽部 屯田資料室 兵村マップ ゲストIDでデータベースにログインし、調べたい方の…

戦前の国鉄職員名簿

戦前に鉄道院・国鉄職員だった場合は、国立国会図書館デジタルアーカイブから名前、役職、職場を確認できることがあります。 以下資料に名前が掲載されています。 ・鉄道院職員録 大正7年7月1日現在 ・職員録(大正〜昭和17年くらいまで)国立国会図書館の次世…

図書館で先祖を調べてもらう方法

先祖が武士(士族)と親戚から聞いていても、分限帳を調べるのは大変かと思います。 国立公文書館デジタルアーカイブが見れる図書館が近くになかったり、先祖のいた土地から遠いところに住んでいる場合は特に調べるのが大変です。 そんなときは、先祖の住ん…

ネットで先祖探しをするのに役立つサイト

家系図作成や調査に関するホームページやブログはいくつもありますが、その中で特にお世話になっているサイトを3つ紹介したいと思います。これらのサイトはどれもネット上で資料検索する際に大変役立つかと思いますので、一度閲覧してみることをお勧めしま…

古地図・絵図の検索サイト

- 住所探しに役立つサイト 除籍謄本などから住所を調べる際に、Google Mapでは大字(おおあざ)や字まで載っていないことがあります。 そんな時はYahoo!地図がお勧めです!Yahoo!地図では、大字くらいまでは地図上に表示されており、字も検索画面で出てくるこ…

軍歴証明書がもらえなかった理由

厚生労働省に曾祖父の軍歴証明書を請求しておりましたが、先日返信がきました。 請求してから返信まで約2カ月かかりました。 【結果】 軍歴証明書等を頂くことはできませんでした。 【理由】 曾祖父と同姓同名者の記録はあったようなのですが、その資料に生…

お墓から先祖の情報を収集する

お墓には墓誌が書かれていることが多いかと思います。お盆などでお墓参りをする機会がありましたら一度お墓の横に墓誌がないか、またお墓自体に名前や戒名が書いていないか調べてみると、除籍謄本には載っていなかった親戚が見つかるかもしれません。 【お墓…

軍歴証明書の見方(その②)

【旧海軍所属の軍歴証明書(又は功績調査票)】 厚生労働省の援護・業務課調査資料室から旧海軍の軍歴証明書(又は功績調査票)が送られてきます。祖父は横須賀海軍工廠工員だったため、以下2点が送られてきました。 ・功績調査票 ・横須賀海軍工廠工員退職…

軍歴証明書の見方(その①)

【旧陸軍所属の軍歴証明書】 都道府県の担当部署から送られてくる旧陸軍の軍歴証明書は以下のような形式となります。 職業軍人で長く勤めている場合は、叙位叙勲の欄に「旭7等」(旭日章 勲7等)などの記載があることがあります(叙勲時に貰える正章や略章が…

軍歴証明書の請求方法(その②)

軍歴証明書の請求方法について紹介します。 前の記事でも紹介した通り、軍歴証明書は各都道府県の担当部署または厚生労働省に照会する必要があります。照会先は以下の通りとなります。 旧陸軍軍人、軍属→終戦(戦没)当時の本籍地を管轄する都道府県の担当部…

軍歴証明書の請求方法(その①)

第二次世界大戦等で軍人または工員として従軍、徴兵等されていた場合、軍歴証明書という形で証明書を発行してもらうことができます。 請求先は、当時の所属によって各都道府県または厚生労働省のどちらかに請求する必要があります。 ちなみに第二次世界大戦…

コンピュータ化後の登記事項証明書(閉鎖登記簿)の入手方法(その②)

登記・供託オンライン申請システム(登記ねっと)での具体的な使用方法についてご紹介します。 【アカウント登録】 登記・供託オンライン申請システムにアクセス www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp 申請者情報登録(赤枠)からアカウントを登録 【登記事…

コンピュータ化後の登記事項証明書(閉鎖登記簿)の入手方法(その①)

これまでは、旧土地台帳、コンピュータ化前の閉鎖登記簿の請求方法についてご紹介しましたが、現在有効な最新の登記事項証明書の請求方法もご紹介いたします。 コンピュータ化後の登記事項証明書は、以下の方法で請求可能です。 オンラインで申請、郵送受取…

コンピュータ化に伴う閉鎖登記簿【請求方法&見方】 

旧土地台帳では、明治から昭和にかけての土地の所有者の変遷を確認することができますが、土地の所有者の登録時点での住所はほとんど確認できません。 そのため、所有者の登録している住所等の確認は、コンピュータ化に伴う閉鎖登記簿(紙の土地登記簿)で確…

除籍謄本で先祖を辿っていく【旧土地台帳⑤】

旧土地台帳が送られてきたらさっそく見てみましょう。 【旧土地台帳の見方】 旧土地台帳には、地番、地目(農地、宅地など)、反別(土地の面積)、地價(地価)、地租(課税額)、沿革、所有者が記載されています。 ※下図には地租の項目がありません。 旧土…

除籍謄本で先祖を辿っていく【旧土地台帳④】

請求したい土地の地番がわかったら、いよいよ法務局へ旧土地台帳を請求します。 請求の流れは以下の通りです。 登記事項証明書交付申請書を法務局のHPから入手 登記事項証明書に必要事項を記載する 登記事項証明書交付申請書を返信用封筒ともに該当する法務…

地番の検索方法:登記情報提供サービス

前回紹介した登記情報提供サービスでの地番の検索方法について詳しく説明したいと思います。これを覚えればいつでも地番を検索できるようになるかと思います。 ただ、注意点として本サービスは、2021年7月時点では平日8:30~21:00までしか利用できません。 …

除籍謄本で先祖を辿っていく【旧土地台帳③(地番の検索方法)】

旧土地台帳や登記事項証明書、閉鎖登記謄本等を入手するためには、「地番」で請求する必要があります。 旧土地台帳②に書きましたが、普段使用している住所とは異なるので注意してください。 そもそも、旧土地台帳、登記事項証明書、閉鎖登記簿謄本の違いはな…

除籍謄本で先祖を辿っていく【旧土地台帳②】

旧土地台帳を閲覧・請求するために必要な事項についてご紹介します。 ①請求するための費用、手数料は? 旧土地台帳は無料です! 必要なのは返信用の切手代のみです。 ②請求先は? 各市町村を担当している法務局が請求先となります。 ③請求するために必要な書…

除籍謄本で先祖を辿っていく【旧土地台帳①】

除籍謄本で遡っていると除籍謄本が廃棄されて入手できないことや、除籍謄本に記載されている従前戸籍の除籍謄本が見つからないことがあります。 そんな時は、「旧土地台帳」を確認すると除籍謄本に載っていないさらに古い住所や戸主と推定できる土地所有者名…

除籍謄本で先祖を辿っていく【除籍謄本の見方(明治19年式)】

明治31年式より前は明治19年式です。 これが現在入手できる一番古い戸籍の様式となります。 明治31年式との違いは、「戸主ト為リタル原因及ビ年月日」欄がないことです。 また、戸主の子の家族まで記載されていますが、各個人については明治31年式よりも書か…