旧土地台帳や登記事項証明書、閉鎖登記謄本等を入手するためには、「地番」で請求する必要があります。
旧土地台帳②に書きましたが、普段使用している住所とは異なるので注意してください。
そもそも、旧土地台帳、登記事項証明書、閉鎖登記簿謄本の違いはなんでしょうか。
- 登記事項証明書(登記簿謄本)
現在、登記情報はコンピュータで管理されています。このコンピュータ管理されている情報を印刷して出したものが登記事項証明書です。 - 閉鎖登記簿謄本
1. 隣接する土地の統合等により地番が変わった際に、消滅した地番の登記簿
2. コンピュータ化する前に使用していた紙の登記簿 - 旧土地台帳
明治から昭和20年ごろまで現在の登記簿に代わり、徴税のために使用されていた台帳
作られた順番としては、旧土地台帳(紙)→登記簿謄本(紙)→コンピュータ化(現在の登記簿)となります。
【地番の検索方法】
地番は以下3つの方法で調べることができます。
- 管轄の法務局に電話する。
- 住所から地番がわかるブルーマップを確認する。
※ブルーマップは管轄の法務局または図書館にあります。
※図書館には近隣のブルーマップしかないことが多いです。 - 登記情報提供サービスを使用する。
一番簡単な方法は登記情報提供サービスに一時利用で登録し、地番検索サービスから地番を探すのがいいと思います。ただし、初回登録時しか地番検索サービスは無料で利用できないため、継続して調べる場合は個人登録するのも検討してみてください。