旧土地台帳が送られてきたらさっそく見てみましょう。
【旧土地台帳の見方】
旧土地台帳には、地番、地目(農地、宅地など)、反別(土地の面積)、地價(地価)、地租(課税額)、沿革、所有者が記載されています。
※下図には地租の項目がありません。
- 旧土地台帳には通常、欄外に地番以外の所在(市町村、大字など)が書かれていることが多いです。
- 沿革を見ることで、地価の改正や分筆(土地を分けること)があったかどうか確かめることができます。
- 事故、所有主氏名により、所有者を変更したのか、土地の売買で変わったのか確認することができます。
所有権移転→相続等による変更
買得→土地の売買により所有者変更
名義人表示変更→婚姻等により苗字の変更など - 所有主住所を確認することで、土地取得時の所有者の住所を確認できます。
※旧土地台帳には書かれていないことが多いです。
旧土地台帳には、所有者の住所が書かれていないことが多いため、詳細を知りたい場合は、登記事項証明書交付申請書を使ってコンピューター化に伴う閉鎖登記簿を請求することをお勧めします。
こちらも旧土地台帳と同様に手書きで判読しづらいことが多いですが、明治以降の沿革の詳細が記載されています。見方については今度載せたいと思っています。