除籍謄本を請求し、先祖を辿っていくに当たって、事前に考えておくことがあります。
- 1系統(例:父方)のみ遡るのか、他の系統も遡るのか
- 費用はどのくらいかかるのか
1. 1系統のみ遡るのか、他の系統も遡るのか
前提として除籍謄本は基本的に祖父-父-子のように直接つながっている家系(直系血族)のものしか請求できません。
例えば本人の奥さんの家系の除籍謄本は請求できません。
そのため、直系血族の中で自身の1系統のみ遡って調べるのか、母方の家系や祖母の家系も調べるのか事前に考えておくのもよいかと思います。
2. 費用はどのくらいかかるのか
除籍謄本の請求には1通あたり750円かかります。除籍謄本のある市町村が近くにない場合は、郵送で行うことができますが、切手代(返信用封筒分も含む)+除籍謄本代(定額小為替:1通850円)が必要となります。
私の場合は、3系統分遡りましたが約2万円ほど費用がかかりました。
また、昔から先祖代々の土地に住んでいる場合は、市町村の役場で「遡って出せるところまで除籍謄本を出してください」ということでほとんど遡れてしまうこともあります。
逆に、北海道に住んでいたり、先祖がどこに住んでいたかわからない場合は、郵送で請求することが多くなり、費用がかさむ可能性を考慮した方がよいでしょう。